あらすじ パリで暗殺代行業を営むミレイユ・ブーケは、ある日、夕叢霧香と名乗る日本の女子高生から顔写真添付の「Make a Pilgrimage for the Past(過去への巡礼)」という文面が記された不思議なメールを受け取る。そのメールから流れてくるオルゴールの曲を耳にして、ミレイユは驚愕する。その奏でられるメロディこそ、かつてブーケ一家が惨殺された日、殺害現場で両親が所有する懐中時計(オートマタ機能)から流れていたメロディそのものだったのだ。ミレイユは霧香が一家惨殺の真相に関与していると踏み、オルゴールの曲について尋ねるために日本へと飛ぶが、霧香は過去の記憶を失っていた。そして、記憶を失いながらも、霧香が類まれなる戦闘能力を有していることを目の当たりにしたミレイユは、霧香をパリへと連れて行き、2人で暗殺ユニット「NOIR」を結成する。初めはぎくしゃくしていた2人の関係だが、様々な依頼をこなすうちに2人は利害を超えた真のパートナーとしての絆に目覚めていく。しかし、そんな彼女達の前に秘密組織ソルダの影が忍び寄る。ソルダの最高幹部の一人、アルテナが子飼いの手錬クロエを2人のもとに送り込んできたのだ。ソルダとは一体何なのか。クロエが口にする「真のノワール」という言葉の意味とはなにか? そして・・「過去への巡礼」の末に二人を待ち受けるものとは・・・。